過去作品 糸島 毘沙門山 |
構成はとてもシンプル。中央の山が印象的な形状をしています。
ただ写真そのままだと小さいので大きく描いてます。
こういった構成の場合、水平線が曲がらないように、きっちり軽く鉛筆等で線を引いておくと
描きやすいかもですね。
右手の植栽は描くスピードと適度な水の量が必要です。
形状とって塗れている間に、紫系やシェンナ、墨等を流し込みます。
感想、質問等いただけると幸いです。
私たちは、水彩では「白」と「黒」は不要と教えられ、パレットには出さないようにしていますが・・・。
あるいは、「墨」と「黒」は扱いや効果が違うのでしょうか?
それにしても、右の立ち木の立体感と空気(空間)の存在感。
色の違いと濃淡の違いで表現しておられるのですが、その配分・配置がなかなかできません。
白と黒は水彩では不要な感じはしますが場合によりけりでは
使えます。私は白を使う場合はガッシュやポスターカラー。
黒は墨を使います。以前、水墨画を習っていた時期もあり
それから影の濃い部分に墨を使うようになりました。
墨は比重が重いのかあまり広く流れ込みませんので
急にコントラストを付けたい影部分に使えます。
水墨画からの展開ですか。
なるほど、なるほど。
その展開先のアドバイスまでもいただき、恐縮です。
ありがとうございました。
みずのわ会水彩画展、拝見したいのですが、ちょっと遠いので思うようになりません。